月が綺麗ですね

昨晩、なんとなく明日は見れないような気がしたので写真に収めておきました。
おじいちゃんの体調が良くないんです。齢93歳。

今日もお見舞いに行ってきまして。
一生懸命生きてる。

2006年の日記。
母方の祖父が亡くなった時に思った。

ずっとひとりぼっちだと思ってきたけど、違うなって。私の身体の中には、両親や、おじいちゃんおばあちゃんや、そのまたおじいちゃんおばあちゃんの…って、ずーっと繋がってるんだなぁって。

血や身体だけじゃなくて、思想や考え方のクセ、習慣、親から受け継いだもので、両親も、それぞれ自分の親から譲り受けている。


いまでもひとり病室で闘っているんだと思う。
必死で生きようとしているおじいちゃん。

私には身体がある。
健康な身体がある。

いま、私が生きていることは、誰かが必死に生きた証。
会ったことのない、顔も名前も知らない誰かが、私の中で生きている。

つないでいく。
いつか私が死んでも、誰かがきっと、つないでくれるように。

月が綺麗だった。