ヨーガ・スートラ
ヨーガスートラを頑張って読んでいます。
ヨーガスートラとは、ヨガの経典とも呼ばれるもので、195のサンスクリット語の詩から成り立っています。
日本では、それを和訳にして、解釈を付け足したものが、いくつか出版されています。
私は、向井田みおさんという方が書かれた、ヨーガスートラを読んでいます。
私がスートラを読んで抱いた感想は、「人間の取り扱い説明書」ということ。
人間が苦悩する仕組みや、心をケアするためのアプローチ、本当の自由を手に入れたら人はどうなるのか、といったことが詳細に書かれているそれは、まさに人間の取説だな~と感じたからです。なるほど、人間ってこういう風に出来ているのか、といった具合。
先日、「現代人のためのヨーガ・スートラ」を監修された伊藤雅之先生をお招きした、シェアリング会に出席しました。
そこで、そのような感想を述べたところ、この表現を、伊藤先生が褒めてくださったのが嬉しかった!
そして先生曰く、同じ曲の歌詞にもいろんな人の解釈があるように、ヨーガスートラにもいろんな解釈がある、とのこと。(最初にも書きましたが、ヨガスートラは195の詩からできています)
私が読んでいる向井田みおさんの解釈と、伊藤先生の解釈も異なる点があるとのことで、なるほど面白いな~と思いました。
伊藤先生のスートラも、ぜひ読んでみたいです。
そして伊藤先生は、難しいヨガスートラをきちんと理解しながら最後まで読みきることよりも、自分の実生活に生かしていくことが大切だとおっしゃっていました。
全部読まなくても、ふとした一文が心に響いたり、自分の人生に役立ったりすることが重要だ、といったようなことをおっしゃっていました。
そりゃそうだ!
また、ヨガ=宗教?という問いにもお答えいただいて、それもすごく興味深かったです。
そのお話は、また後日書こうと思います。
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